8月8日(金)10時より、「令和7年度 市実施小中学校初任者研修②・講師研修②(人権教育研修)」を実施しました。
小中学校の初任者・新規採用者、講師の先生方を対象に、人権教育課の関根指導主事と南指導主事が研修を行いました。
研修では、子どもたちの身近にあるさまざまな人権課題について取り上げ、「人権に関する知識・理解を深めること」の重要性や日々の教育実践でどのような意識が必要であるかについて、参加者で話し合いました。
「教科指導」「生徒指導」「キャリア・進路指導」等全ての教育活動において、人権尊重の考え方が根底にあることや、日ごろの取組みとのつながりを意識することで人権教育が深まっていくことを確認しました。
特別支援教育については、支援を考える4つのステップ(①気づく②見直す③支援する④つなぐ)の内容を取り上げ、それぞれのステップで大切な視点や具体的な支援方法について確認しました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
・知らず知らずのうちに子どもたちを傷つけてしまっている「かもしれない」というアンテナを常にはっておこうと思った。
・日ごろ行っていたこと全てが人権教育・平和教育につながっていることが分かったので、今後はより意識して学級運営や指導に向き合っていきたい。
・人権課題について知るだけでなく、知ったうえで認め合い尊重し合える集団になれるよう働きかけをしていくことが大切だと感じた。
・多様性という言葉が当たり前に使われるようになった今だからこそ、人権についてもう一度考え、取り組んでいく必要があると思う。



