『令和7年度 市実施2年目研修②』@大研修室

2025.08.18 13:00:51

8月8日(金)14時より、「令和7年度 市実施小中学校2年目研修②」を実施しました。

小中学校の2年目の先生方を対象に、大きく3つの内容で研修を行いました。

「①幼児教育」は学校教育課 堀端 指導主事、「②不登校対応」は学校教育課 髙橋 指導主事と教育相談室 中津 主任、「③自身の目標設定」は学校教育課 新谷 指導主事が担当しました。

①では、就学前の遊びを通した学びが学校教育にどのようにつながっているのかを確認しました。「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」については、子どもの姿を例に挙げ、教師の見取りや言葉かけ、環境の工夫などを具体的に知ることができました。

②では、不登校に関する法令や調査結果の分析、岸和田市の子どもサポートルーム(エスパル)などについて確認をしました。事例検討では、考えたことをペアやグループで共有しました。これまでの経験や校内での取組みを生かして、活発に意見交流が行われていました。他の人の考えやアイデアを聞き、メモをする姿が多く見られました。

③では、5月に設定した今年度の目標について、1学期の成果と課題、2学期の目標や取組みなどを確認しました。グループで交流することで、校種や学年・担当による違いに触れたり、同じような悩みを抱えていることが分かったりするなど、新たな視点や取組みのアイデアを得る時間となりました。

【先生方のアンケートより(一部抜粋)】

・幼児教育でも、自立心・協調性など細かなところまで考えて園児と接していることを知れた。幼児教育から小学校教育へ接続する際に中1ギャップのようなことがあるのか気になった。

・園児は、遊びの中で様々な学びを得ていることが分かった。大人が想像もできないような考えをもっているなと改めて感じた。

・本人や保護者の思い、チームで対応することが大切だと学んだ。居場所づくりや安心して通える学級をめざして、日々子どもたちと過ごしたいと思った。

・些細なことでも共有しておくことが必要であると思った。また、一人で対応するのではなく、小学校やSC、関係機関と連携し、学校として対応していきたい。

・目標に向けた取り組みを聞けたことがよかった。同じ悩みを抱え、考えて取り組んでいることを知った。

・色々な先生方の1学期の自己評価と2学期の目標を聞く中で、1学期にたくさんの経験をされていることを知り、自分も2学期頑張らないといけないと思った。