『令和7年度 小中学校道徳教育研修』@大研修室

2025.10.21 08:00:33

10月16日(木)15時30分より、「令和7年度 小中学校道徳教育研修」を実施しました。四天王寺大学の杉中康平 教授をお招きし、「『考え、議論する』道徳科の推進~「主体的・対話的で深い学び」につなげる道徳の授業~」をテーマに研修を行いました。

前半は、道徳科の授業の特徴や授業づくりのポイントなどについて、読み物教材を例に挙げながら丁寧に教えていただきました。

後半は、前半で学んだことをふまえて教材研究を行いました。①「誰の視点で読むのか」②「助言者はだれか」③「内容項目」を確認したあと、発問を選んだり考えたりしながら実際に教材研究を行いました。

発問を精選することや授業づくりで意識すべき点などを具体的に教えていただき、先生方の明日の授業実践につながる学び多き機会となりました。

【先生方のアンケートより(一部抜粋)】

・いつも内容理解に時間を多く使ってしまい、「生き方を見つめなおす時間」や交流する時間がなくなってしまっていた。今日の研修で学んだ「授業づくりのポイント」を早速明日からの道徳の授業で生かしていきたい。

・今日教わったことをもとに、発問を精選してシンプルにしつつ、つい質問でより深めたいと思う。学年でローテーション授業(道徳)をしているので、学年間で教材研究をする際に共有したい。

・「正解は無数にある」という言葉がとてもすっきりと入りこんできた。主人公についての確認事項や発問づくりの基礎など、とても分かりやすく、次回の道徳科の教材研究が楽しみになった。

・「きっと」という言葉のように、とらえ方にずれがあると子どもたちの意見や考えもずれてしまうことがあるので、様子を見て補足することも必要だと感じた。