10月29日(水)15時30分より、「令和7年度 いじめ・不登校対応研修②」を実施しました。
認定NPO法人 国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター 理事長の北條達人 様をお迎えし、ゲートキーパー研修として「自殺のサインに気づく」をテーマに研修を行いました。
未成年の自殺の現状や各世代の特徴などについてお話があり、「見守るよりも積極的に声をかけて話を聞いていく姿勢」や「共感的でいて冷静な視点」など、対応するときに大切なポイントについて教えていただきました。これらの姿勢や視点を、自殺のサインに気づくことだけでなく、その他の子どもたちのSOSも受けとめられるよう、またSOSを出しやすい学校づくりのために学びを深めることができました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
・「心理支援」の考え方、声のかけ方など学ぶことが多かった。「感情を認めつつ行動に向かわせない」ということが強く印象に残った。学校でも共有したい。
・「生徒指導」と「心理支援」の両軸をケースに応じて使い分けたいと思う。
・「死にたいという気持ちがあるから生きていける」という複雑な思いなど、理解できなくても受け止めていけるように関わっていきたい。
・子どもが悩みを話せるきっかけを作っていきたいと思った。
・しっかりと自分の立ち位置を把握したうえでサポートしていきたいと思う。

