6月26日(金)16時より、「令和8年度 司書教諭等研修会」を実施しました。大阪市主管学校司書の小前恭則 様をお招きし、『「学校図書館」がもつ役割とその可能性』について、「大阪市の現場からの学校図書館サービス論」をテーマにご講演いただきました。
学校図書館が果たす役割や読書支援・学習支援などについて、豊富な実践事例を具体的にご紹介ただきました。子どもたちが本に親しみ、読書への意欲を高めるための工夫として、コラージュ風のPOP作成や書評漫才など、多くの取組みを学ぶことができました。
また、司書教諭やその他の教職員との連携についてもご教示いただき、学習支援や授業支援を進めるうえで、大切にしたい視点や具体的な手立てについて理解を深めることができました。司書教諭を中心とした図書館教育を担当する教員と、学校図書館の活用について日々考えている学校司書が、同じ空間で、学校図書館について考えることのできる貴重な機会となりました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
・おすすめの本をコラージュ風に貼り合わせるのは、カラフルになるし、子どもたちの興味をひきそうだなと思った。
・絵本や本の紹介だけでなく、学校司書のあり方、児童や教員との向き合い方など、改めて考える良いきっかけとなった。
・子どもたちが本に興味を持てるような取組みがたくさんあることに気づけた。
・今年度、初めて図書館教育担当になり、図書の貸し出し業務と図書室の見守りでいっぱいいっぱいな状態になっていた。今日のお話を聞いて、学校図書館の可能性にわくわくした。


6月25日(木)18時より、「第3回i-station学習会」を実施しました。前回同様、二つの研修を同時開催し、そのうち一つを人権教育課 田坂指導主事が担当しました。「日本語指導が必要な子どもの進路支援について」をテーマに、日本語指導が必要な児童生徒の状況や大阪府公立高等学校の入試選抜について知り、それらを日々の教育活動に生かすことについて学びを深めました。
日本語指導が必要な児童生徒やご家族が抱える不安や課題について共有し、一人ひとりに寄り添った支援の在り方について協議しました。また、昨年度の入学者選抜における選抜方法や合理的配慮の内容についても確認し、進路保障の視点から理解を深めました。
もう一つは、学校教育課 山本指導主事と佐伯指導主事が担当し、「1から始める授業づくり」をテーマに、模擬授業を通して授業づくりの基本について学びを深めました。「子どもたちが学ぶ楽しさを実感すること」と「各教科等の資質・能力が身につくこと」の両立が授業づくりの根幹であることを確認しました。
学習者の立場で授業を体験しながら、単元との効果的な出合いの工夫や必然性のある対話を生み出す手立てについて、実践的に考え交流する機会となりました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
「日本語指導が必要な子どもの進路支援について」
・小学校では日本語指導が必要な子どもの進路について、知る機会がほとんどないため、今回さまざまなことを知ることができてよかった。
・現在の高等学校への進学率や辞書指導の必要性など、新しいことが知れてよかった。
「1から始める授業づくり」
・実際に子どもの立場になって、「こういうことか!」と感じることができた。1日の大半を占める授業の重要性を改めて感じた。
・導入のときに気をつけること(工夫)を改めて学べた。




6月11日(木)16時より、「コグトレ研修」を実施しました。大阪府コグトレ学会理事の和泉市立国府小学校 井阪幸恵 先生をお招きし、「コグトレで感じる子どもの成長」をテーマにご講演いただきました。
個別の結果を子ども理解に生かすことで、一人ひとりの実態に応じた支援や手立てが充実し、学習指導においてよい影響をもたらすことについて、事例を交えて学びました。
また、認知機能が整うことで起こる「質的な変化」をとらえることについてもお話しいただきました。とらえた変化を見逃さず、次の言葉がけや指導につなげることは、子どもたちの自信につながり、さらなる成長を促すことができます。「コグトレ」がそのような好循環を生み出していくきっかけとなることを確認する機会となりました。
日ごろの実践や工夫を共有することで、多くの気づきや学びが生まれ、今後の取組みにつながるヒントを得ることができました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
・まずは使ってみて、コグトレの効果を実感したいと思った。
・コグトレで子どもにどんな力がつくのか具体的に知ることができたので、取り組み方を校内で再検討したいと思った。
・色々な人と話ができたことで、各校園でどのように取り組んでいるのかが分かり、よかった。
・質的な変化が多岐にわたっていることについて、興味深いと感じた。


今回の学習会では、二つの研修を同時開催し、そのうち一つを人権教育課 南指導主事と速水指導主事が担当しました。「みんなでとりくむ特別支援教育」をテーマに、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズを丁寧に整理し、日々の指導へどのように生かしていくかについて学びを深めました。
また、基礎的環境整備においては、学校に「今あるもの」や「すでに行っていること」を基盤として活用していく視点の重要性が共有されました。既存の環境や実践を生かしながら支援を充実させることは、継続的かつ持続可能な支援体制の構築に有効であることを確認しました。
もう一つは、学校教育課 高橋指導主事と西村指導主事が担当し、「明日から実践!誰でもできる生徒指導対応!」をテーマに行いました。
不登校支援や保護者への電話対応、いじめ事案の初期対応など、学校現場で実際に起こり得る事例を取り上げ、児童生徒や保護者との関わり方について具体的に考えることで、日々の指導や支援の在り方について学びを深めました。
また、生徒指導においては、日頃から児童生徒一人ひとりを理解すること、環境を整備することなどが重要であることを改めて確認しました。
今回の研修を通して、教職員一人ひとりが児童生徒理解を基盤とした関わりを意識し、安心して学び生活できる学校づくりにつなげていくことの重要性を再認識する機会となりました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
「みんなでとりくむ特別支援教育」
・何度も聞いているものの詳しく知らない言葉について、深く知ることができた。
・支援が必要な子どもたちの問題行動が課題一つなので、研修で学んだことを学校全体に浸透させていきたいと思った。
「明日から実践!誰でもできる生徒指導対応!」
・たくさんいる中の一人ととらえるのではなく、個々の生徒一人ひとりに重きを置いて、関り・褒め・気にかけていきたい。
・色々な意見や考え方を聞くことができて参考になった。実際に生徒指導で困ったときは、学校内でも他の先生方に相談しながら、問題が小さいうちに動けるように意識していきたい。



5月21日(木)16時より、「令和8年度 市実施2年目研修①」を実施しました。
本研修では、小・中学校の2年目教諭を対象に、昨年度の実践を振り返りながら、今年度の目標設定や一学期に重点的に取り組む内容について整理しました。また、現在それぞれが取り組んでいる実践や課題について交流し、互いの経験を共有しました。
1年間の経験を通して、必要な力や今後深めたい実践を具体的にとらえ、成長への意欲が感じられました。一方で、責任ある役割や校務分掌を担うことで、昨年度とは異なる悩みや課題を抱えている様子もうかがえました。
グループ交流では、他校の実践や考え方に触れることで新たな視点を得て、自身のワークシートに内容を書き加える姿も多く見られました。参加者同士が経験や工夫を共有し合うことで、日々の指導改善につながる有意義な研修となりました。
【先生方のアンケートより(一部抜粋)】
・初任の時よりも流れや学校にとって必要なことが分かってきたと思う。自ら考えて動くことを心がけたい。
・目標を書き出すことで、ゴールが明確になり、今自分が取り組むべきことが見えた。
・2年目教員として、安心して仕事を任せられる人になりたい。昨年度は先輩方に助けてもらうことばかりだったので、今年度は少しでも返せるように頑張りたい。
・先を見て行動することが大切だと思った。また、今できていることを継続しつつ、できることを増やしたい。十分なスキルを身につけ、頼られる側になれるように積極的に動いていきたいと思う。



